相続の為の事前準備としての、
エンディングノート
について知りたい。
こんなテーマの内容です。
相続の準備としては、遺言書がありますが、その前に、エンディングノートを活用されることをお勧めします。
ここでは、その内容についてわかりやすく説明しています。
相続の為の事前準備といえば、法的には、
遺言書
になります。
しかしながら、いきなり、遺言書というのも、実際のところ、
ハードルが高い
と言えます。
そんな時に、
終活ノート
や
エンディングノート
と呼ばれる形式で、相続にどのように向かい合うかを記載されることをお勧めします。
最近は、書店などでも、
エンディングノート
が販売されていますので、そういった、必要項目が整理されたものを活用しても良いでしょう。
エンディングノートとは
エンディングノートは、遺言書と違って、法的なものではありません。
ですが、法的な書面ではないので、逆に、
想いを”自由”に書くこと
ができます。
記載する内容としては、
自分のこれまでの生きてきた人生の振り返り
家族への想い
延命治療について
葬儀のやりかた
財産について
などになります。
市販のエンディングノートも、概ね、このような項目で書きすすめるような形式になっています。
お金の部分だけだと、その真意が伝わらない可能性がある為、しっかりと、
気持ちの部分
が伝わるようにします。
こういった内容を通じて、家族に対する感謝の気持ちを確認するとともに、そういったことを伝える為に、明文化します。
また、最近ですと、ペットに関することも記載する場合もあります。
エンディングノートを書いたあとは、
エンディングノートを書いたあとは、そのままにしておくのではなく、記載した内容を、
家族に伝え、話し合う
ということをします。
そういった話し合いを、生前に行って、
家族に、想いを伝え、共有すること
が大切といえます。
そうすることで、相続による争いのリスクをおさえ、笑顔の相続をすることが期待できます。
また、その上で、状況によって、
遺言書
を準備しておくことを検討しましょう。
遺言については、下記ページにわかりやすく説明しています。参考にしていただければと思います。
以上、相続の為の事前準備とは?(エンディングノート)についてでした。